今ではその栄華も過去のものとなっているらしいけど、
石灰岩と繊維の街、秩父
昨今はよくあるように観光に注力しているという
Hologon T* 8/16
人工的に群生させられている芝桜
植物をきれいに植えた公園・・・
よほど巾着田の方が趣深い
見る角度によっては山容も変わっているらしいけど、
関東南部からの眺めは昔から変わっていない
首都の発展を支えたのはここらのセメントだったりする
昭5年からこの場所に建っているという
伊勢崎、桐生、足利、八王子あたりと凌ぎを削るために
地場の名士達が建物を用意し、
そこへ県工業試験場を招聘したらしい
相当の財力があったのだと思われる
ウール/化繊の席巻は絹織物を窮地に追い込んだ
今でも稼動する当時の機器を興味深く観察
織機以外の機器の多さは、
いかに織物は手間の掛かるものかということが分かる
伝統技術を残すべく、生徒が作品を織っている
無心に織って、2m/日という
ほぼ一週間で三丈二尺(約12m)の計算
まあ、手間は掛かるよな
ある意味立派なイメージ
たまたま改修するあてもなく、
放置していたら文化財とかに・・・
そうなると勝手に手を入れられないので、
かなり厄介・・・
日々、生業に精進するのも健全な姿