近年の深雪調査の中で、
完全な独立峰であって、それ故近隣の地表の影響がなく
高層の大気状態を純粋に反映する富士山の観測結果は
色んな意味で無視することができないことが分かってきている
【12月】
グラフ中、縦軸の目盛りが様々なので
分かりやすいようにマイナス20℃に横線を引いてある
■マイナス20℃より下がりが大きければ
(できればマイナス25℃以下)かなり良い状態
■あの大雪だった2005年12月ってかなり凄かったことが分かる
クリックせずに遠目で見れば、その年が分かろうというもの・・・
【1月】
「12月と1月の様相でそのシーズンが決まる」ことは
薄々分かっているので、その2ヶ月間が最大の注目点
2月と3月はそのおまけに近い感じ・・・
寒気の南下が富士山の観測データにダイレクトに反映する
1月のある日の山頂最高気温がマイナス3℃ってありえない感じ・・・
【2月】
あー、やっぱり見事な感じ・・・
3776mで冷えなきゃ2000mで冷えるわけがないよな
冷えなきゃ低気圧が通過しても湿雪、場合によっては雨
08/09シーズンはやっぱ寡雪だよな・・・
【3月】
3月ともなれば相当なおまけ
標高が低ければかなり厳しいよな
高標高であっても下手をすればプラスの時間が増える
富士山頂と彼の地では体験上も計算上も
12℃程度の差があることは分かっているので、
3776mにおいてはマイナス20℃を下回ってもらわないと
よい感じにはなりにくい・・・ことが分かる
■月々のグラフに良かった時、低気圧の通過、月齢などを
ポイントしてみれば相当のことが分かりそうな感じ
豪雪地域にはそれなりの数字
エリアでも積もりやすい/そうでもないの違いは当然ある