【The way to Vibram】
厚1mmシートを#120で処理し、
等間隔に切り出したテストピース群
■ビブラムソールの接着には、
次を考えなければ(張替え無し)、
「基材破壊」の大強度で接着可能
しかし、当然次もあろうわけなので、
「接着面破壊」程度の中庸強度が不可欠
■■張り替えソールの場合、
剥がれないけど剥がせる強さが要求される
かなりビミョーな強度でバランスを保つ・・・わけだ
■■■靴底は曲げが入るので、弾性剤のみ採用
【近廉品】
今回のターゲット
上二つの吸湿反応型接着剤は広い面積では酷
エポキシ系の弾性剤は、強力すぎるので今回却下
#888を超える剤の有無が初期目的
ノントルエンにシフトする剤の多い中、
トルエン含有のプロ仕様
オープンタイムは規定値より多めに取り、
常温で当たり前に接着してみる
シアノアクリレートはプライマーとして使用
垂らして塗り広げる
煙が出たり、刺激臭が強烈なので要注意
急ぎのゴム接着でよく使う方法なれど、耐久性は不明
【加熱による活性化】
溶剤の完全揮発後(40分とか)、
ドライヤーで熱を加えると、しっとり濡れた感じになる
で、すかさず圧着
「溶剤の抜けた素の接着基材同士をより活性化させ、
密着結合を狙う」
今回の実験のメインテーマ
・・・それぞれ条件を揃えるために、多少の寝かしを入れて待つ