踏み抜けばタダでは済みません。
下の方まで流され、そして埋まります。
翌5/1には針ノ木雪渓で雪崩。男女3名が死亡・・・。
亀裂は気持ちいいものではありません。
下部から引っ張られて斜面の上部が千切れている、という感じ。
起こるとしたら全層雪崩しかありえません。
破断面は数mでしょうか。
雪庇下部の通過を験す。
今シーズンは早い時期に大雪だったので、全層雪崩の報告が各地より挙がっている。
寺小屋トップより岩菅山を目指すも・・・。
いきなりの熊跡に怖れをなし、雲行きが怪しくなったことを理由にノッキリから秘密コースを辿ったのでありました。
小刻みなアップダウンが連続する尾根。
スイスイというわけにはいかない。北側は樹林帯、南側は疎林帯。
雪庇と雪崩は南側に。
黒丸では熊の足跡を確認。緑丸では200m前方に走り去る黒い獣を目撃。かなりの緊張感が走るも、足跡を確認するとカモシカ。
寺子屋トップ→ノッキリ(4km)、ノッキリ→林道(2.7km)、林道→一の瀬(2.6km)計約10km。登りと下りと林道では単純比較できませんが。
「滑走適地」夏ルートから外れた秘密エリア。
開放的な斜面。到達に時間は必要。「ここだけで一日」も渋い選択。
岳人3月号(ツヴェート氏の記録)には35度近い斜面としか記されていない。おいしい場所は秘密です。
深雪の時は「ヤッホー」でしょうか。
ツヴェート氏が細かく紹介しないものも頷けます。
寺子屋トップ~ノッキリ(岩菅山)経由か、林道から入山した人だけがここを愉しめます。
雪が落ち着いてきたので、表示が見えます。
とは言っても、夏道は雪の下。
楽なコースを行けばよいだけ。
地形図とGPSで位置を確認。
視界があるので地形の照合は比較的容易。
熊と同じ箇所をそうっと渡渉。
スノーブリッジの下は水が流れています。
濡れるのを嫌がるのは熊も同じ。
msy購入のeTrex。トラックログが送られてきた。
eTrexは単三×2本なので厳冬期にも強いはず。
ログデータで足跡を管理できるのは後々便利でもある。
「くま調査」ツキノワグマは4月頃、冬眠から覚め栄養補給に出かける。嗅覚、聴覚に優れる。高周波、煙に敏感。三種の神器・・・熊鈴、ベアースプレー、発炎筒(爆竹、煙幕も可)。
中央は寺小屋峰、
右が寺小屋トップ。
リフトはトップより少し低い。
行けそうな尾根が見える。要調査。
「裏山情報」
秘密斜面まで2.5hってとこか?林道が長いのでテレマークに分がある。
画像の順序が多少ごちゃごちゃしましたが・・・。
■060430記録 寺小屋0900-休憩1100-ノッキリ1200-
疎林斜面1250-林道1320-ダイヤレストハウス1430