フルスペルが分かれば内容を想起しやすい
【GMDSS】
Grobal Maritime Distress and Safety System
1970年代より研究が進められ、1999年に完全実施
国際的な海難救助系はすべてがこれに包括される
「全世界海上安全システム」
【COSPAS-SARSAT】
コスパス(露語)-サーサット(英語)
ビーコンが発射するアラート(警報)の位置を
COSPAS-SARSAT衛星が検知し、
救助機関に配信する国際的なシステム
EPIRB・・・船舶用ブイ
ELT・・・航空機用
【EPIRB】(イーパブ)
Emergency Position Indicate Radio Beacon
「沈没時、水圧で離脱し動作するブイ」
406MHz(国番号、固有ID、GPSデータなどのデジタル波を
50秒に一回発射する)と、
121.5MHz(航空機ホーミング用連続波)の区別があるが、
海保によれば今後は406MHzが主になるという
【SART】(サート)
rader Search And Rescue Transponder
9GHz帯の船舶用又は航空機用のレーダー電波を受信すると、
応答信号を打ち返して、捜索船のレーダー画面に
一連の信号映像(12輝点列)を表す
【トランスポンダ】
TRANSmiter (送信機)- resPONDER(応答機)
いわゆる「二次レーダー」
跳ね返りを受ける一次レーダーでは微弱な信号しか受信できないが、
質問波を感知すると自ら応答波を発信するトランスポンダなら
強力な信号を救助側に送信できる
待ち受け 96h、応答 8hの規定
【NAVTEX】
Navigation Telex
「ナブテックス受信機」
「海上安全情報」を自動受信し内蔵プリンタで印字する
ナブテックス水域(300海里)を航行する船舶に搭載義務
【NBDP】
Narrow Band Direct Print
「狭帯域直接印刷電信システム」
・遭難、安全、一般用の送受信に使用する
・周波数をマークとスペース(電信同様)に変化させたJ2B電波
・交互単信方式でMF/HF(不安定?)を使用するテレックス
・訂正方式は「一方向誤り訂正(FEC)」「自動再送要求(ARG)」
※J2Bの「B」は印刷電信(RTTY)、
ちなみに「A」はCW、「C」はファクシミリ
【AIS】
Automatic Identification System
「自動船舶識別装置」
300t以上の船舶に搭載義務
自船ID、進路、速度、積載物などを発信するので
海賊の餌食にもなりうる(らしい)
漁場の機密保持のために停波もできたりする