【TAMRON QZ-150M】
ちょっと触られた後に、
30年間防湿庫に眠っていたんじゃないかと思われる個体
ヘリコイドもトルク感があり好印象・・・
手を抜くことのない真面目な物作りはこの頃の特徴・・・
ワンコイン(0.1k)ならば嬉しさも倍増
焦点距離(35mm版換算) 105-225mm
【少なめなフォーカス回転域】
1.5-∞が45度未満っていうのは物凄く便利
よって、ヘリコイドの溝切りの角度が大きく、
こういうのもイイ感じに思える・・・
大きめな操作回転角度だとチト触ったくらいで動いてしまう欠点・・・
微妙なピント調整には稼動域大のほうがいいという説もあるけど、
何枚も撮れるデジタル時代なら関係なし・・・
たくさん動かす感じのモデルは一見メカニカルだけど、
実際は不便なことが多いものだったりするのは困りもの・・・
【回転式ズーム】
直進式ズームは速写性が高いといわれるけど、
ズーム時に回転が入らない自信はないので、
こういう回転式ズームは個人的には嬉しくもある・・・
おまけではあるけど、
ピンを押してMACRO域に入る
【MACRO域】
マクロ最短撮影距離 11cm
ピント幅は浅く、ボケは強烈・・・
・・・これだけでもゲットした価値があろうというもの
■解放F値が取り沙汰されたのは、
容易に交換できないフィルム時代のむかし話・・・
当時の写真って、「フィルム/現像/プリント/保管/配布とか」・・・
撮りながら、それこそ諸々のことが頭を離れない行為・・・
絶えず後ろ髪を引かれながらの面倒な行いだったともいえる
失敗のない、より良い結果を所望するので
皆さん、色んな数字に影響されたわけだ
で、今日、大雑把にいえば、
ISO感度を簡単に設定できるデジタルだし、枚数も稼げる・・・
その場ですぐに確認できるし、取り直しも自在
レンズ口径は(あまり)関係ないともいえる・・・
多少の糸カビくらいは確認できるけど、
ほぼレンズの状態は完璧
使えば混入するであろう埃がないっていうのは、
ほとんど使用されていないと予想
細めな筐体は手軽な持ち出しに良さそう
モデル名 QZ-150M
マウント アダプトール
焦点距離 70-150mm
開放F値 3.5
レンズ構成 11群13枚
最小絞り 22
最短撮影距離 1.5m(Macro 0.11m)
マクロ(接写倍率 1:2.5-1:10)
フィルタ径 52mm
ズーム方式 回転式
質量 550g
価格 46k
発売時期 1978
製造終了 1980(推定)