【F.Zuiko 1.5/38mm】
1960年代に作られたPen-Fはハーフサイズゆえ、
√2となれば35mm判換算で面積比は1.4倍
NEX-5Nは1.5倍なのでその差は僅か・・・
設計に近い画像を見ることができるんじゃないかということで、
アダプターを介して手元の2本を験してみた
画角さえ気をつければ広角はお気楽でいいよな
絞り8、距離3mとかにすれば手前から奥までピントが合う
ボケやピントとか細かいことを気にしなくてすむのは利点
シャッタースピードを決めればブレにだけ注意すればオッケー
シャッター押すたびにあれこれを気にしてはいられないのは常
こういう明暗差のある対象は難しいけど
旧レンズのデジタル化では(今のところ)望遠系に振れるので
広角の画像は嬉しい感じ
■フィルム一本が高価で1/2サイズにして2倍撮れるハーフ判は
庶民に当たり前に受け入れられたわけだ
その後、フィルムの低価格化と
現像の手間(ハーフ判専用の機器はなかったらしい)により淘汰・・・
ひと頃、「プリント0円」(現像代で稼ぐ)の看板がよくあったけど
それもデジタルに押されて、
フィルムそのものもKonica、Kodak、Agfaあたりが店をたたみ
Fujiのみというのも時の流れ
使われなくなったレンズに光が通るという意味では
喜ばしい限り
小型なボディに小振りなレンズは良い傾向とも言える