【JUPITER-3 1:1.5 F=5cm】
L39マウントのJUPITER-3はKZM（クラスノゴルスク機械工場）製
戦勝国のソ連は独Zeissの技術者と設備を接収したわけだな
終戦から7年後の1952年製造
1955年以降には接収（戦後賠償）した硝子材も尽きたので、
設計/製造を変更した（とある）
画角も開放絞り値も違うし、作りも評価も10倍は違うけど、
マウントアダプターがあれば手元のレンズに光を通せるので
どんなものかと撮り比べてみた
上がJUPITER-3 1.5/5cm、
下がPlanar 2/45
【いつもの消火栓】
・・・どちらも良い感じ
【兼松講堂】
校章に合焦させてみた
煉瓦の縦線が分かるのはさすがソ連・・・
こう比べるとPlanarってコントラストはキツめかな？
縦線の確認ができないのは残念
あっさりめを望むならJUPITER-3かな？
本家Zeissと比べるのもナンだけど、
遜色ない感じ
各々このレンズはこう写るよが分かっていればオッケー