誰も手を出さないので値下がりを続け、
そろそろ底値っぽくなったところで入手の一品
奇をてらうことのない意匠は好ましくもある
ベゼル径 38mm
ベルト幅 20mm
SR927W
4.6k
メーカー名が浮き上がるホログラム
こういうブツが出回る不思議・・・
6時付近にJAPANの銘なれど、
裏蓋にはシリアルはなし・・・
怪しいといえば怪しい出自なれど、
機能には問題ないのでノープロブレム
毎度、早速開蓋
事前調査によれば中身はSEIKO 7T系の7T32(1988開発)
どこかにSとかKとかあれば面白いけど見つからず
Cal.7T32は国内/海外ともに人気のキャリパーだったらしい
Two Tone Orient Quartz Chronograph
NO JEWELS・・・ということは歯車が一個もないこと
LSIが4個のステップモーターを制御するので、
6時位置の小時計をデュアルタイム表示として
現地時間の表示を内在させる、なんていうことも可能だったりする
いつもの作法に従ってナイロンベルトを実装
手触り、質感の良いナイロンテープは
端切れであってもストックしておくことにしている
場合によってはブツを解体して取り出すこともあったりする
中指と薬指に嵌めたりする・・・
人前で残り時間の設定がある場合は
気づかれずに時間を確認することが出来るので相当便利
何かの拍子にホックが外れるかもしれないという対応で
二段ホックにしているけど、
一個も外れるような何かの拍子は山中でも経験していない・・・
置時計/塔時計から始まった時計が、
携行したい欲求に応えて形を変えたのが腕時計/懐中時計
当初から腕に付けたい声が絶大だったわけではないはずだけど、
いつのまにかそうなっているフシがある不思議
メーカーには申し訳ないけど、
入手のブツは工夫を凝らして使えばいい、と思っている
盤も針も白系なのでどうなのかとは思っていたが、
オリジナルの視認性は(それほど)悪くはない感じ
整備重量 73g
べゼルのポイントは変わらないので、残るは針の色
薄暗い所でパッと分かればオッケー
他人に見せるようなものではないから(まあ)何でもアリ
廉価版の逆転防止爪・・・
いまいち緩く、品のない回転を伴うので、お掃除がてら、
爪の圧を上げて意識的に回さないと回転せぬように変更
回しやすさと回りにくさのバランスを変えてみたけど、
どうなんでしょ・・・