パウ巡回において、
整地での漕ぎを入れる際に、
(標準的なバスケット位置のストックならば、)
バスケット端が雪面に撥ねられる・・・
・・・どうにかしたいのは永年の課題
漕ぎのシャフト角はそうそう変わらないので、
石突きからバスケット環までの距離を稼げば、
ずいぶん改善されるのは計算上、自明
アルミ環の内径をノギスで計測するにしても、
小径なのでなかなか困難(重ねてみればごくわずかテーパーが掛かっている(感じ))
■スコットの深雪用は未装着の新品でもかなり内径が広い
シャフトのテーパー角もモデルによりけりだろうから、
広げたアルミ環をどれにでも使い回せる、
というわけにはいかないっぽいのが難点
『シャフト対アルミ環はあくまでも1対1対応』
あらためて手元のアルミ環を測定すれば、
左 ノーマル環内径 10.5mm、
右 スコット大環内径 11.5mm
ノーマル環の内径上部(グリップ方向)には
ごくわずかな面取り加工が施されている
おそらくこの面取り量が、圧入加減とシャフト外径との
バランス(嵌め込み長さ)を保つものと思われる
アルミ環の製造工程を予想すれば、
①アルミパイプを輪切りにする
②上面外周に面取り&内周に面取り(③円錐の鉄棒に規定の力で押し込める(テーパーを付ける))
※よくよく計測すれば、内径はストレート
数円/個のアルミパーツに手間は掛けづらいよな
④シャフトに規定値で圧入
⑤・・・完成
■リーマーで削るのは左右の誤差が大きそうで
躊躇しているところ
■往年のHOPE Racerにおける留め位置は72mm程度
■安近系のブツで納得の装備をゲットしたいのは、
自作系フリークの証
・・・7000系やアルマイト加工、果てはスピッツェに花が咲く宵もある
切削量や圧入加減により
左右のバランスをとることが課題・・・
【削って広げる】【伸ばして広げる】・・・