地形図にしても10枚は必要なエリア
軽装でスタコラ踏破するのか、
それなりの装備(テント&シュラフ)でカッチリ行くのかは
バリエーションがある
下の記事では実行動10-12h程度
往復の移動も含めて6h x2なら途中で一泊
最速でも1000頃スタートできればオッケー
飯岡駅はタクシーもなかろう
一つ手前の旭駅から文明の利器利用
やっぱし一泊・・・
極限まで軽量化したウルトラ・ライト・トレック狙い
【鹿島灘&九十九里】
通しで行っちゃう御仁もいれど、
相応の日数が掛かる
九十九里浜踏破大会:全長70キロ、350人が体力の限界に挑む--来月6日 /千葉
◇夜明けから日没まで、ひたすら歩け--茂原の工場が企画、今年で40回目
歩いてよし、走ってもよし--。九十九里浜約70キロに自分の足だけで挑む過酷なレースがある。茂原市の三井化学茂原分工場(板谷正人工場長)が 毎年開く「九十九里浜踏破大会」だ。生半可なウオークラリー気分では踏破できない厳しさ。企業の社内行事で一般参加はできないが、今年は40回目を迎え、 6月6日午前4時、総勢350人が北端(旭市飯岡町)をスタートし、南端のゴール(いすみ市太東崎)を目指す。【吉村建二】
もとは茂原分工場のスキー山岳部が足腰強化のために行っていたトレーニングで、やがて分工場を挙げた行事となった。当初は工場内で「行動範囲が広すぎる」と不安視する声もあったという。
第10回の大会から近隣会社の関東天然瓦斯開発との共催で、同社員が参加するようになり、一気に盛り上がった。参加者は前回大会までに延べ8100人(うち女性1737人)に上り、4437人が踏破している。
ひたすら歩き、孤独と戦いながら体力の限界に挑むという趣旨から、新入社員の忍耐力を養成する場ともなっている。
板谷工場長は「初めての参加者から『雄大にして、ばかばかしい行事』という言葉が返ってくるが、翌年再挑戦する従業員が多い。不思議な行事だ」と話す。体力的にも精神的にも厳しく、大会で得られるものは「踏破した」という充実感、自己満足感だけという。
コースは飯岡町から太東崎までの全長約70キロ。午前4時に一斉スタートし、最後の1人がゴールする日没まで続く。男子の歴代最高タイムは4時間29分。女子は7時間7分。最長時間は14時間20分。平均では11時間前後かかるという。
長時間レースとあって、毎年、参加した男女が結ばれたり、同僚同士共に苦しみ抜いてきずなを深めるなどドラマがある。今年はどんな泣き笑いが生まれるか。
毎日新聞 2009年5月15日 地方版