『緊張感バリバリで、一語一句を聞き漏らすまいと
ラジオにしがみついたのは高校生の頃』
カセットに取り込む方法が長続きするはずもなく、
一発勝負のアヤウイ夜が繰り返された・・・
20分が終わって一気に開放され、
半信半疑で等圧線をなぞったその昔
『あのままなら・・・降雨に突入してたかもしれない』
今や便利な時代の到来
テキストで練習ができたりもする
すぐに慣れる【聞き取り】よりも、
【信頼性の高い天気図】が明日の幸せを呼ぶ
■今や、数日前の放送原稿を読みながら天気図の作成
そして答え合わせ・・・なんていう裏技が可能な時代
『問題文』 (気象庁予報部)
『答え』 (北海道放送 アーカイブ)
【日々の天気図(2002-)】(気象庁)
8年分の天気図(9時図)は公開されている
6日間で消える『ナマ原稿』のゲッチューや如何に
JOAB(第二)では一日三回(0910、1600、2200)の気象通報
0910は行動中だし、2200はとっくに就寝中なので、
テン場で1600に引けることがお約束
■で、久しぶりに引いてみた
(何枚引いても)手ごたえのある等圧線を引けた事がないのはご愛嬌
【極論すれば】風向/風力より【気圧の数値】が重要
各地が【雨】並びならまだしも、【晴れ】並びなら、
【各地の天気】はほとんど意味をなさない
【曇り】【雨】だけが山中では意味を持つ
(現地的には)〓【H】【L】の速度と進路、
【等圧線】の現れ方〓が翌日の行動を決定する
【もっと極論すれば】日本域の西/南が重要
赤道域ならいざ知らず、北緯30度以北では西/南の影響を受ける
よって、東方面はアバウトでも構わない
で、【答え合わせ】
なんとなく当たってる(気がする)・・・し
『天気図見ないと落ち着かない人種って・・・(けっこう)いたりする』
『1600』『JOAB』『天気図用紙』・・・【三種の神器】
・・・耳の良い受信機が(とりあえず)必携
流行りのエリアバンク系はあくまでも都会オンリー
各種情報を織り込んだ【特製天気図用紙】の完成が待たれるよな
〓青写真〓
【各種白地図を細工】
【A4横判上質紙】(砂利の上で書くことが多い)
【一枚目の表と、二枚目の裏が(多少)連動】
【速度/距離の量表示は便利】
【地点名は不要】(ないほうがあとで見やすい)
【エリア表示は省略すると地図上で徘徊するので符丁表示とか・・・
関ヒ(関東の東)、日ハ東(日本のはるか東)、ア南(アリューシャンの南)】
・・・一冬掛かりそう
■〓天気図が引ける〓と〓天気図が読める〓は別々の技能
とはいえ、両方とも野外活動の【登竜門】であることは間違いない
■達人なれば、土や雪の上に書いて、
一分間腕組みして、「はい終わり」・・・とか
【何となく作成中】
ポイントを探し、大き目の円(白抜き)で確定
ほんとに一冬掛かるワ・・・
と思ったら、原型が見えてるし・・・
緯線ブロックの距離を載せとけば、
『毎時45kmで東進中』の場合、
12h/24h後にどの辺?が分かる利点・・・
■作って分かる・・・『書きやすさ』と『見やすさ』の両立
現地での書きやすさに重点の【とりあえずの一作目(表面).gif】
【聞き取りは】
カタカナと数字オンリーなので楽なれど、
船舶の報告と漁業気象のスペースが広いと
余裕で書き取りできる
海上の情報は地上に比べれば極端に少ないので、
これでいいという等圧線の手ごたえがない
【答えあわせ】
スーパーコンピュータでないと無理だし・・・
■スパコン2時間、人の手30分・・・
発表が3時間毎のうちあけは余計な知識
■日頃より天気図の観察をして分かることは、
高低差のない天空に引かれる等圧線の難しさ
特に今夏のような澱んだ感じの大気ほど厄介
【備忘録リスト】