〓ゲーエムベーハー〓
多少の小雨なれど、
堪えきれずに出掛けてみた
あちらでも霧雨の路面は多かろう
約2h弱 6km程度の慣熟歩行
蒸らし&吸湿にはちと足りない
出来すぎのシルエット
もうちょっとゴツくても一向に構わない
■ナイロン多用の靴が出現する前夜、
総革製の山靴は材料/製法ともに最高水準にあった(と思う)
当時、高嶺の花が今や足元に・・・
左インソールのみ付属するはご愛嬌
右は本国に残置せしものと思われる
毎度の黒染め後、水濡らし&2日間の自然風乾燥
多少シャキッとしたのは気のせい?
ウェットプルーフ塗りっぱなしで、夜の街中を徘徊した
この道は独最高峰Zugspitze(2962m)の麓だったりもする
当たり前だけど、必要があったので製品が生まれる・・・訳だ
ここら、北海道より高緯度なれば、山容は異なる
G3(GAERNE製)が厚4mmならこちらは厚3mmというところ
ソールのしなりは多少あるので、平地歩行はまあ楽
サイドの幅狭な圧迫感がヤル気にさせる
列島の標準骨格には(たぶん)不向き
LOWA社ゆかりの土地
イェツェンドルフにて1923年創業
数々の遠征を支えた銘靴だったりする
アルプス核心部まで200kmくらい
血縁のHanWag社はICIとIBSとの関係に似る
老舗MEINDL(1683創業)の後ろに控える奥ゆかしさ
【参考画像】
サイズ違いなのでD環の数が多いが、同モデル
油を入れすぎれば大きくなった皺が足に当たるようになり、
結果、歩行不能で廃棄の憂き目の可能性