【剥がしてみて】
・製造後の経年変化でも(10~20年とか)ゴム系接着剤の
能力はほとんど低下することがない。
・剤は限りなく薄く(フィルム状)塗布されており、
剤溜まりのある部分は皆無。
・溶剤の完全揮発後、数時間の曲面圧着が行われている。
(この工程が自家接着では不可能)
・「数回の張替え」といわれている「数回」の理由とは、
剥がす度に、縫いの麻糸を駄目にしていくから。
・靴底を保護するゴムシート(1mm厚程度)を追加すれば、
アッパーの寿命まで張り替え可能?
・弱すぎず(剥がれに強い)、強すぎず(剥がしやすい)接着が望まれる。
・接着両面の粗面処理(#80マット)&脱脂は必須。
・ゴムは熱硬化性なので、加熱すると硬くなる。
・吸湿系でも数十ミリ程度の密着なら、十分に吸湿&固着可能。
(広いといつまでも固着しない、とある)
・ということは、小刻みに接着面を移動すればよい。
・弾力性接着剤でも、ブランドにより固着後の弾性に差。
(ソールの曲げに追従できる、より柔軟な剤が吉)
【結論】
かなり、可能性が広がって・・・愉快