ノーテープ工業 #9820
テストピースではほぼ最高の結果
ドライヤーでの熱活性が前提のプロ用接着剤
米国製は接着初期にはおや?と思わせる状態なるも、
時間を経るにしたがって本領発揮
固定時間を長く取りにくい状況では使い方が難しい
【で、テスト接着】
ノーテープ #9820で、
規定のオープンタイム後、ドライヤーで加熱
細かく指で圧着を助けたり、靴を履いたりして、ほぼ接着した
このまま養生すれば固定力は増していくはずだが、
様子を見るため、初期段階でわざと剥がしを入れた
【課題】
粗面処理したソール側はまあまあの接着なるも、
剤を取られるブーツ側に課題
定着に難があるということは、
秘伝のプライマー投入か?
■ゴムは、加熱すると縮む(硬くなる)
同じ高分子系のエラストマー類とはちと性質が異なる
【案】
①剤は薄めに塗る(厚めに塗った感じではNG)
②一度に貼ろうとしない
(三分割などでエリアを分ける)
→ミッドソール面は、山あり谷あり、落ち込みありの3D曲面
そこを加熱の結果、逆反り状態のビブラムソールを
一度に貼ろうというところに難しさがある、ことがわかった
(ヒールを押さえれば、センターが浮くとか)
ヒールで一日、センターで一日、トゥーで一日・・・左右で最短一週間とか
ソール不調でヘリ要請も格好悪いので、
ここはたっぷり手間暇かける
→業者ではないので生産性は無視できる