【1/100クロノ】は便利です、っていう人は希少だけど、
立派な方位ベゼルも備えたCitizen Cal.0610は、
他社にムーヴメントも供給してたりした〓由緒ある逸品〓
相応にフィールドでも活躍しているわけだけど、
いまいち分針/時針の意匠に難
クロノグラフの三つの文字盤が光っていて、
分針/時針も光っているので、
重なったりすれば、一発で時を認識できなかったりする難点
■40mm四方の空間にはデザイン室の悩みが
相応に詰められている感じ
Citizen社にはその辺の詰めが甘いブツが多いのは気のせい?
なれば針の交換か、塗りを入れて改良すればイイ、との声
ユーザーの好みに改良/改造すればいい・・・
・・・早速、お作法どうりに開蓋&開腹、三枚おろし
■どの腕時計でも世界中にユーザーがいるし、
竜頭偏芯なんてことはそれこそシベリアでもパタゴニアでも
起こりうるわけで、そこから本社送りなんて持ってのほか・・・
カトマンズの時計屋さんでも偏芯を直したり、
代替パーツさえあれば交換を求められるのが常
よって、竜頭の着脱は世界共通のワンタッチで楽勝
■どの時計も文字盤/ムーヴメントは
竜頭だけで支えられているので、 抜いた後の作法を
真面目にやらないとすべてがパー、というのは一個目の敷居・・・
『手元の塗料で塗りを入れる』
行動目的には分針の認識度が高まればオッケー
艶有塗料でフラットに塗った結果、
風防裏面に写り込んだりしたら本末転倒
蛍光マットを(わざと)テキトーに乗せるくらいでちょうど良い算段
針の厚みが増えて時針と分針が干渉するのも避けたい
■『商品と道具の境目』はどこかに存在するし、
容易く越えるのもユーザーの選択肢・・・
場合によっては欠かせない計器なれば、
各人の目的に応じてアレンジすればヨシ
可視光線下でも相応の効果はありそう・・・