【ベル社製】
蛍光ラインの警視庁航空隊所属のヘリが二機
右旋回を繰り返したり、ホバリングしたり・・・
静かな〓山トレ〓が一気に騒がしくなる
本日の標高差 ∧834m
琵琶滝道 x2
一号路 x1
下山 琵琶滝道
入山 1410
【ユーロコプター社製】
ただ事ではないよなと思えば、
遠くから複数のサイレンの音
■立川飛行センターから5分以内
この段階では、遭難者の位置を上空から指示している様子
とはいえ、鬱蒼とした樹木に遮られて
現場の確認は困難と思われる
【現着】
今回の救助活動は東京消防
崖から落ちた登山者の引き上げ作業
覗き見れば目視できないくらい深く落ちた様子
数本のザイルが何十mも伸ばされている
■鍛錬が毎日の業務なれば、
機材を担ぎ標高差数百mくらいは(楽勝で)駆け上がる・・・
飛び交うホイッスルの音、ハンドマイクの声・・・
「赤ぁ 緩めー、 青ぉ 緩めー」
「担架届いたかぁー?」
「・・・届いたー・・・」
「隊長っ、 届きましたっ」
「うむっ」
■登山道を数本のザイルが横切るのでしばし足止め
仕方がないので、こちらは谷を覗き込んだり、
上がるまで手持ち無沙汰の救急隊員と雑談
引き上げにはかなり時間は掛かりそうだし、
担架で山道を下るんでも相当の手間は掛かりそう
■その昔、けが人を山で運んだ経験では6人がかりでどうにか可能
琵琶滝道のような斜度で彼を落とさないように搬送するには、
ザイルで山側から引く補助者も必要・・・『神輿担ぎの要領』だな
■連れと思しき大人に事情聴取する様子に聞き耳を立てれば、
米国大使館やらパスポートやらややこしそうな中身・・・
まあ、三ツ星の結果と言えなくもない
傍らでは司令と交信する通信員
頭上では旋回するヘリ
最前線に立つオレンジの活動服
負傷者はヘリにホイストされたかは未確認
・・・漂う本チャンの緊張感
〓通行禁止〓の措置だけは避けたい【琵琶滝道】
■微妙なバランス感/足置きの険しさ/登高感覚・・・
お気軽高尾山の中で、唯一本チャンに匹敵しちゃうこの径
・・・ナメチャいかんよな
下山 1800
【GAERNE G2】
帰路、電車で向かい合わせのベテラン登山者
こちらの足元を見て目を丸くしている
『時代は変われど、装備は変わらんヨーン
やってることも変えてない・・・しっ』
羨ましいだろ・・・ホイ
■ゴム巻きの軽量ブーツが出て、
ワンタッチアイゼンなるややこしいブツが出て、
アイゼンが付く付かないの窪みがあって、
冬季には別の誂えが必要になったりして・・・
・・・追いかけっこに加わらなければ【もう楽勝】
■(確かに)それしかなかったからこれを使ってた訳だけど、
他があってもこれを使うっていうのは、シアワセな感じ