サボテンのような鉄粉を期待したのですが・・・。
残留オイル内を磁石でまさぐるも鉄粉は皆無。
そのかわり・・・。
黒い粒子が漂う。
マクロ。
これらがここで止まっている、ことに意味有。
ペーパーに垂らすと・・・。
これがスラッジの元ですか?
すごいといえば凄いし、
フィルターの役目もうなづけるし・・・。
お次はこちら。
屈強な作りです。
殻割りはバイスグリップの独壇場。「これ1本」
「爪跡」
外周をVISE-GRIPのあごで
1センチづつ「こじり割って」いく。
「開口部の形状に」
注目しがちだが、実は握りに一日の長。
スクリュー、スプリングは補修可。
VISE-GRIP 7CR 334g
部分的に濾紙をカット。
■最大油圧は6.0barということになっています。
表には多少の粒子。
当然ですが、裏はきれいなもの。
■街乗りは皆無。極端な条件なので、
あまり参考にはなりませんか。
「観察すれば」
谷の一部に粒子が堆積。
「谷」の部分がフィルターの要です。
■谷から山へ向かって、へばりついていても良さそう・・・。
残念ですが、ここにも鉄粉は見当たらず。
オイルパンの磁石に吸着されたのでしょうか。「殻割り」
□験しに「リリーフバルブも」
押してみた。
かなりの圧でようやく引っ込む。
思いっきり目詰まりしないと作動しないみたい。
□□「オイル交換2回毎に1回のフィルター交換」も頷けます。
まだまだ行けそうな雰囲気。
とはいえ、殻割りした自車のフィルター内部を見たのは初めて。
車の使用状況で様子は変わりそうなので、一度ご覧になっては。
■「で、結局」
黒い物体をこすってみても「煤(すす)」ほどでもなく、
さほど「固い」わけでもない。
浮遊する粒子のようなものでしょうか。
オイルフィラーキャップからシリンダーヘッドを覗くと、
確かに「指で」こすれば取れる「煤状」の皮膜はついている。
これが小さく剥離して、フィルターに吸着されている・・・感じ。
濾紙が全面「真っ黒」というわけでもないので、
フィルターの性能は随分残っている・・・とも言えますか。
■■「鉄粉は」いずこへ?
金属が擦れ合うので細かな鉄粉があっても
良さそうですけど・・・まったく無し。
「短期サイクル」
のフラッシングも兼ねて米国の雄Chevron。
良質パラフィン系の鉱物油。
4QTでたったの1k。他が高すぎか・・・。
オイルパンにもネオジム磁石を装着しているので、
オイルの排出と一緒に流失しましたか。
とはいえ、全量がフィルターを経由するはずなので
濾紙に引っかかっても良さそう・・・ますます不明。
つまらない期待を裏切られた感じ。
13万kmとかって、すでに「鉄粉」は出きっているんですかねぇ。「てっぷん」