2箇所のカシメは6mmドリルで頭を揉み、
オートリターンポンチで押し出す。
4箇所のツメの内、外側2箇所も
カシメてあるのでポンチで押す。ヒールはYAMAHA製。
ポンチでピンを押し、バイスグリップで引き抜く。
ブレーキ幅は80mmが限度。
当初、ブレーキ板を残し、アームの根元を切断する
という野暮な案を模索していましたが・・・。
外側2箇所のツメをカシメて
元通りに組み上げ。
■ドリル、金床、カナヅチ、ポンチ、バイスグリップ・・・。
金属は形が変わるので嫌いではありません。「カシメる」
「夕飯後のドリル立て」
2個目からは手馴れたもの。
塗装剥げも最小限。
■機能、安全性を犠牲にしていないところがミソ。
機能美も・・・。
高度なカウンターフレックス(加圧後の逆反り)性能。
これでまた太板が増えそうですけど・・・。
世界中のFDRerへ。「信頼の逸品」404g
■って、これを表で公開したらFDRの取り合い?(んなわけないか)
ブレーキが出現する以前は流れ止め。
ブレーキが当たり前の今日、選択肢が増えた、ということ。
拾いに行けない谷をトラバースする時は流れ止めだし。
雪崩れる所では引きずればいい。
体から離脱した方がいいのか、それは困るのか。
深雪の中、ブーツから離れた板は、その瞬間・・・走らない。
------------------------------------------------
■■底が遠い深雪では、加圧によるしなりはとんでもなく大きい。
面全体で雪を圧し、板は大きくしなる。
その分、抜重後の逆反りも大きい。
ビンディングやタイミングによってはブーツを締結すべき
バネ力が不足し・・・予想外の「リリース」。
「カウンターフレックス」
------------------------------------------------
■■■FDRには軽量のメリット。
kyk用のIntuitiveBig(110-89-104、159cm)にも使えますが、
ひとつの懸念・・・ヒールスプリングの開放。
慣れていてもけっこうスリリング。
意図的にスプリングをはずして両手で戻す練習とか。
この辺さえクリアーできれば山中でも問題無しです。
「壊れちゃったぁ」とか。 「スプリングでスリリング」
------------------------------------------------
強度的には不要とは思いますが。
とりあえずカシメピンの位置に。
「4mm径アンカー」