2002年6月頃入手。2年ほど前から大六専用のCASSIOPEA FIVAが不調。HDDのアーム音がカランカラン。必ずスキャンディスクから起動し、そのうちウィンドウズも立ち上がらず。HDDあたりの発熱も相当なもの。
開腹後確認すると、2.5インチ薄型(9.5mm?)HDD。帰り道に店を覗くと7k円。そりゃーないだろ、ということでCE機の再発見、ということになりました。(■7kってリース落ちCE機の値段っす。)
■ネットOK、メールOK、画像処理だいたいOK、GPSログ取り込みOK。PCに比較するのも酷ですが、こんなに使えるとは知りませんでした。簡易PCという位置づけにしては立派。
■チェーンでガタガタになった波状路を、こちらもチェーンをつけ走っていたわけですから、いくら丈夫に作ってあるとはいえ、耐久試験をやっていたようなもの。
新品のHDDを付けたところで数年後には同じ症状が現れそうなので諦めました。
■で、CE。各種CPUとOSによってソフトが異なり最初は面食らうのですが、慣れれば問題なし。H/PC3.0のMIPS。間違えてもソフトは起動しないので大丈夫。
専用リチウム充電池はとっくにオシャカ。なのでニッケル水素充電池とACアダプターのお世話に。ニッケル水素も今や2700Ahの大容量。SANYOから<eneloop>なる凄い電池も出ました。従来は-5℃が-10℃の放電保証になっています。容量は若干少ないですが、低温に強いことは余りあるメリットでしょう。残念ながらSANYOの2700を買ってからeneloopを見つけたので買ってはいませんが・・・。
使い勝手や表示はいつもとは多少違いますが、自HPも当然表示します。Palm機同様、サスペンドのON、OFFなので常時電源を入れておく必要があります。電源がダウンするとROM以外のデータは消失するのでCFなり他のハードに退避させておくことが約束です。そこさえクリアできれば結構便利です。
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■国内でも海外でも旅行に携えるならどう?といわれると、幅210mm×奥行き150mmの大きさは結局鞄の中。ポケットに入れてさっと取り出すわけにはいきません。
やっぱりPalmか。それもTRGpro。CF装備で乾電池駆動。十数秒でフルバックアップできる。行動の記録や次の便のダイヤを控えたり・・・。
←白ロムのP-in m@sterが挿さっていますが、完璧な電源の供給ができなければ接続直後、落ちます。可能性はある、ということ。
「おちる」。
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■■「裏技 其の一」■■
充放電の甲斐もなく、完全に再生不能の専用充電池です。開腹すると
ニッケル水素充電池が4本直列につながっています。
サイズを測ると市販のニッケル水素より多少短い。
スポット溶接の接続板の分、短くなっているわけです。
プラスチックのスペーサーで電池間の長さをそろえています。
当初、単純なセンサーでもあって、全長の違いで専用充電池と市販の電池との
区別をしているのかと思いましたが、そうでもなさそう。
結局、プラス側に金属板を噛ませればよいことがわかりました。(←やっぱ長さでした。2.7mm厚のスペーサーの有無でマイナス側のスイッチをON/OFFしています。長ければニッケル水素、短ければアルカリ電池。アルカリでスペーサー被せると充電モード。大変なことに・・・)(■虫眼鏡で観察すると、ロックピンに上下二つの接点。どうも長さだけではない。長さ+接触部の二箇所で認識しているらしい。)
←充電中は赤く点灯します。
←これが噂の秘密部品。専用充電池(直列4本)のプラス側トップについていた金具。中央部はスポット溶接なので、剥がす時に電池側に多少残ってしまうが問題ない。電池4本を収め、その上にこの部品をそうっと乗せ、電池蓋をセットし、レバーをロック。これでOK。
←大成功!
これで市販のニッケル水素充電池を本体で充電できます。
専用充電池は1600mAhでしたが、今回は2700mAhを投入しましたので、60%の容量増もおまけです。
■専用充電池は高価で参った、という時(単三型の場合)には験してみる価値はありそうです。
■VictorのCE機は4モデルありましたがC101はニッケル水素充電池で本体充電不可、C102は充電可、C303、C304はリチウムイオン充電池です。たまたまそういうモデルを入手した幸運もありました。 ・・・「験す」
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■■「CEで無線LAN」■■
例の、職場で用無しになったバッファローの無線LANカード(WLI-PCM-L11GP)。
メーカーではDOS/V機のドライバーしか配布していない・・・。
でも、コントロールチップはLucent Technologies社製であることが判明。
CE用のドライバーがORiNOCOにありました。
ダウンロードしPCからActiveSyncでInterLinkへ流し込むと、あっさり認識・・・。
で、早いのなんのって、やっぱネットはハードの弱さを完全に越えています。
これがCE?CEを見直しました。体感速度は数Mbps。ストレスなし。
←所々スピードについていけませんが。
←アクティブです。ネットとメールならCE機で十分、と思いません?大六の一階は無線LANがOKなので楽しみです。「験す」
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■■「赤外線でPalmとリンク」■■
「mBeam」をCE機にインストール。Palmの設定は不要。
Palmで自作して三年生の今の時期に仕事で使っているメモデータ。この時期Palmひとつでお教室へ。
CEにBeamしてPocketWZで開いたもの。
うーん、可能性ある。Palm←Beam→CE。何でもできるわけではなさそうだけど、Palm上でTextに変換すればOKか?
ウォー、こんなのも。JFileの自作データベース。テキストに変換し、Beam。テキスト変換なので乱れはあるが、閲覧できる。って、出先ではPalmに分があるので意味はないけど・・・。
Peacemakerと違い、完璧に日本語が通る。社内に日本語の初心者がいるらしいが、仕事は完璧。レジストするしかないでしょ。$9.95は安い。設備は笑える。「えむびーむ」
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■■「長野地方気象台発表・CEで天気予報」■■
「UKTenki」国内は日本気象協会、海外はJAL-Weatherのデータを取得できるソフト。予報と注意報/警報が同じ画面に出るのは便利。
Win版もあるが詳細・警報(右側の文面)が7行。隙間から覗くようにスクロールする。使い勝手は良くない。
電源ONから巡回終了まで7秒ほど(無線LANの場合)。PCにはできない技である。これだけできれば用は足りる。「だんだんCEが身近に・・・。」(菅平で20センチ。雪マークは赤に変えてある・・・ちょっと変か?)
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■■「CEでUSB」■■
怪しく光るSanDisk cruzer micro。
NECのサイトから「Clik!USB」のドライバーを拝借。
結局、Clik!もUSBストレージもメモリーとして認識するので、同じなのかな?
当然のごとくCEは256MBを認識している。
って、かなりアバウトという印象。なんでもアリ、か?
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■■「バックアップバッテリー再生・・・」■■
いきなり使い出したからか、電源管理がいまいち不調(この手の電池は5年ほどでダメらしい。中古PCも注意。)開腹し三枚おろし。絶縁を剥ぐと、粉吹いて充電不能の二酸化マンガンリチウム二次電池ML2430が。
とりあえず切断し、バックアップ電池なしで電源ONすると、完璧に起動。これが不調の原因。ショートしたか?なくても困らない部品なのでこのままでもいいけど。バックアップ電池の寿命は、電子機器の宿命。データシートによれば、繰り返し充電は1000回というが・・・。<破裂で電解液が飛べば失明します。ロケット花火くらいの威力らしい・・・。>
キーボードを外しバッテリーを削除(左下の円形の部分に収まっていた)。
薄さ10mmはHDDがないからこそできた業。結構精密な作り。このサイズでWin2000とかあったら絶対に買いか?
代替部品としてバナジウム二次電池を部品屋に発注した。容量は元の1/5なので数個を並列につなげようと目論んでいる。回路を放電のみにできれば、CR2032とかを年一回交換したほうが心穏やかである。
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kykも行く、というので二人で秋葉原へ。
一時間ほどパーツ屋をめぐり数々のお宝を入手した。 一番小さいコネクターを探し出すも、使えないことは再度開腹したときに気がつく。
この手のパーツはそうやって増えるのであった・・・。
SANYO二酸化マンガンリチウム充電池ML2430。一個630円。
足はどうにかなるだろうと思っていたが、結局ここが一番の難所であった。
空間に余裕がなく、寝かせてもかなりきつい。
■真光電機と稲電機で発見。
コードは長めにじか付けした。
数年後の充電池の交換の際に作業をしやすくした、つもり。
絶縁は熱収縮チューブを被せる。
空間を彷徨うコード。
電池は両面テープで固定し、キーボードを元に戻す。
初回なので24時間ACより充電する。
数年後、次回の交換。 「せいち」
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本当はフォントにもこだわりたいが・・・。
Palmで読むよりずっと楽である。(←↓これは原寸大)
RubyReaderにて縦書き表示。多少字が躍る。
停滞の日の慰みに。
若い頃の作品を読み返すもよし、新たなる作品を読むもよし。
10冊くらい入れとくと満足である。
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「えっ!」初期販売80台・・・。W-ZERO3っ。
世の中凄い事になっている模様有り。
赤外線は無搭載。W-SIM(PHS)は契約せず、無線LANのみでPDAとして活用の道もある。 「うぃるこむ」
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■■「WinCE機って」■■
AU-1/MP-C102 験してみて、いろいろ分かりました。
1、 起動/終了は楽。(PCの比ではない。)
2、 電源管理に気を使う。(Palmと同じ。電源が切れるとデータは飛ぶ。)
3、 データ/アプリはCFに置いておく。(物理的に別の場所へ。)
4、 2スロットは吉だった。(1スロットだとCFからアプリを起動させて、通信ができない。) 調査によれば、1スロットのシグマリオンなどで、殻割りしたUSBフラッシュを内蔵 するという胸のすく改造記事があった。与えられたブツだけで使うのはもったいな いのである。
5、 改造により充電池の本体充電。大吉だった。
6、 .cabファイル。実行すると消えるのはどうにかならないものか?
7、 CFからインストールできるファイルはいい。
8、 PCからしかインストールできないファイルはどうにかならないものか。
9、 お手軽端末としてネット、メール、文章(メモ作成)に活躍しそう。
10、 清貧なお作法。
普段は電池を抜いて(バックアップ電池も)、使うときだけ電源を供給し、
デフォルトから立ち上げる・・・とか。
11、 古くても質の良いCE機があれば、買い?
ネット・メール、文書関連で大活躍できる。
PCより使い勝手はいい。(そうっと使わなくていい、という意味で)。
モノクロ/乾電池駆動なブツも初期にはあった。
12、 CE機って電源入れっぱなしは、まずない。ということは液晶は長持ちしそう。
逆に普段持ち運んでいた筐体は傷だらけ。でも傷ほどは機械的な劣化はない?
短時間の電源ONの繰り返し。ノートPCは一日中つけっぱなし・・・毎日。
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05-06の大六ではCE機が大活躍。
恐る恐る無線カードを挿すと、何と部屋で無線LANが使い放題。
さすがITスキー場。
朝に夜にIMOCやらゲレンデ状況などの確認をして明日の準備を行うのでありました。
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